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フェデリコ・フェリーニ

映画「NINE」のもととなった映画「8 1/2」の監督であるフェデリコ・フェリーニは、イタリア・リミニ生まれの映画監督、脚本家です。「映像の魔術師」の異名を持つ巨匠です。

プロフィール

1920年1月20日、イタリアのロマーニャ州リミニに生まれました。高校を卒業してすぐに新聞社に勤務し、古都フィレンツェや首都ローマで挿絵や雑文を書いていました。その後、ラジオドラマの原稿執筆などを経てロベルト・ロッセリーニ監督の映画「無防備都市」のシナリオに協力します。同作はイタリア・ネオリアリスモ映画を世界に知らしめた記念碑的作品といわれています。監督デビューは1950年の「寄席の脚光」で、アルベルト・ラットゥアーダとの共同監督でした。単独監督は1952年「白い酋長」が最初です。この作品で音楽監督を務めたニーノ・ロータは1979年の「オーケストラリハーサル」まですべてのフェーリーニ作品で音楽を手がけました。フェリーニの3作目となる「青春群像」では、故郷の街とそこで生きているどうしようもない青年達の姿を描いてヒットを飛ばし、ネオリアリスモの若き後継者として注目されました。また、同作ではヴェネツィア国際映画祭で銀獅子賞を受賞しています。1954年の「道」では甘美なテーマ曲と物語の叙情性とヒューマニズムから世界的なヒット作となり、フェリーニの国際的な名声が確立します。1963年の「8 1/2」では、「映画が撮れなくなった映画監督」の話を借りてフェリーニの内面が赤裸々に綴られ話題となりました。その後もチネチッタ・スタジオに巨大なセットを組み、「サテリコン」「カサノバ」「オーケストラリハーサル」「女の都」など、重層的で夢幻の広がりを与える手法を駆使した作品群を作り上げました。「道」「カリビアの夜」「8 1/2」「フェリーニのアマルコルド」で4度のアカデミー賞外国語映画賞を、1992年にはアカデミー賞名誉賞を受賞するなど数多くの賞を受賞しています。1993年に脳内出血で倒れ、同年10月31日、心臓発作で死去しました。73歳でした。その葬儀はローマのサンタマリア・デリ・アンジェリ教会で国葬として執り行われました。

Bravo! NINE!

主な作品

監督作品

  • 1950年「寄席の脚光」
  • 1952年「白い酋長」
  • 1953年「青春群像」
  • 1953年「結婚相談所」
  • 1954年「道」
  • 1955年「崖」
  • 1957年「カリビアの夜」
  • 1959年「甘い生活」
  • 1962年「ボッカチオ’70」
  • 1963年「8 1/2」
  • 1964年「魂のジュリエッタ」
  • 1968年「悪魔の首飾り」
  • 1969年「サテリコン」
  • 1970年「フェリーニの道化師」
  • 1972年「フェリーニのローマ」
  • 1973年「フェリーニのアマルコルド」
  • 1976年「カサノバ」
  • 1979年「オーケストラ・リハーサル」
  • 1980年「女の都」
  • 1983年「そして船は行く」
  • 1985年「ジンジャーとフレッド」
  • 1987年「インテルビスタ」
  • 1990年「ボイス・オブ・ムーン」

脚本作品

  • 1945年「無防備都市」
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主な受賞歴

アカデミー賞

  • 1954年「道」外国語映画賞
  • 1957年「カリビアの夜」外国語映画賞
  • 1963年「8 1/2」外国語映画賞
  • 1973年「フェリーニのアマルコルド」外国語映画賞
  • 1993年 アカデミー名誉賞

ヴェネツィア国際映画祭

  • 1953年「青春群像」サン・マルコ銀獅子賞
  • 1954年「道」サン・マルコ銀獅子賞

カンヌ国際映画祭

  • 1959年「甘い生活」パルム・ドール

NY批評家協会賞

  • 1959年「甘い生活」外国映画賞
  • 1963年「8 1/2」外国映画賞
  • 1964年「魂のジュリエッタ」外国映画賞
  • 1973年「フェリーニのアマルコルド」作品賞

モスクワ映画祭

  • 1987年「インテルビスタ」グランプリ

人生は祭りだ

「NINE」のもととなった映画「8 1/2」のラストシーンでの有名なセリフがあります。「人生は祭りだ。一緒に楽しもう」というセリフです。このセリフはフェリーニが生涯撮り続けた映画のテーマである「生きていく意志」が強く現れています。「道」でのヒロインに向かって語られる「どんな物でも何かの役に立っている。この石ころだって」というセリフもそうですね。この二つの言葉は私にとってとても大切な言葉です。なにか辛いことがあったときや落ち込むことがあったとき、どうせ私なんて・・・と思ってしまうのですが、そういう時はこの言葉を思い出すようにしています。そうするともうちょっと頑張ろうという気持ちになれる気がするのです。巨匠といわれる人の映画は難しく感じてしまい中々手が出しづらいかと思いますが、フェリーニの映画はテーマもシンプルで分かり易く、現代でも色あせない映像の美しさがあります。とくに「道」は、名作といわれるだけあって心に染みる内容ですので、一度見てみてください。