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マリオン・コティヤール

映画「NINE」で主役のグイドの妻・ルイザ役を演じたマリオン・コティヤールはフランスの女優です。夫の浮気に気づいていながらも献身的に支え続ける妻という難しい役を好演しています。

プロフィール

1975年9月30日生まれ。フランス・パリで生まれ、オルレアンで育ちました。父親はケルト系民族のブルトン人で俳優のジャン=クロード・コティヤールです。母親は元女優で、現在は演劇の講師をしています。双子の弟がおり、そのうちの一人カンタンは芸術家で、もう一人のギョームは脚本家・映画監督をしています。俳優をしている両親の影響を受け、子供のころから舞台に立っていました。オルレアンの演劇学校を主席で卒業し、16歳の時に映画デビューを果たしました。その後。アルノー・デプレシャン監督の「そして僕は恋をする」や「TAXi」シリーズに出演して知名度を上げました。「TAXi」と「美しい妹」ではセザール賞有望若手女優賞にノミネートされています。2003年にはティム・バートン監督の「ビッグ・フィッシュ」でハリウッドデビュー。翌年公開の「ロング・エンゲージメント」では第30回セザール賞助演女優賞を受賞しています。2007年公開の「エディット・ピアフ~愛の讃歌~」ではエディット・ピアフ役を熱演し、第65回ゴールデングローブ賞主演女優賞を始めとした数多くの賞を受賞しました。また、同作で第80回アカデミー賞主演女優賞も受賞しており、アカデミー賞の演技部門ではシモーヌ・シニョレに続いて史上2人目、49年振りのフランス人女優の受賞者となりました。また、この受賞は、ソフィア・ローレンらに続いて史上5人目の外国語映画での受賞俳優でもあります。これらの功績が称えられ、2010年3月にはフランス芸術文化勲章を受章しています。私生活では「世界でいちばん不運で幸せな私」で共演したギョーム・カネと交際しており、2011年5月には男児を出産しています。レディオヘッドやホークスリー・ワークマンの音楽が好きで、ワークマンのミュージックビデオにも出演しています。また、環境問題に関心の強い人物としても知られていて、環境保護団体グリーンピースのメンバーでもあります。

主な出演作

  • 1994年「L'Histoire du garcon qui voulait qu'on l'embrasse」(マチルド役)
  • 1996年「そして僕は恋をする」(生徒役)
  • 1996年「La Belle Verte」(学生役)
  • 1996年「クロエ~無垢な娼婦~」(クロエ役)
  • 1998年「TAXi」(リリー・ベルティノー役)
  • 1999年「La Guerre dans le Haut Pays」(ジュリー・ボンゾン役)
  • 1999年「Furia」(エリア役)
  • 1999年「Du Bleu jusqu'en Amerique」(ソランジュ役)
  • 2000年「TAXi2」(リリー・ベルティノー役)
  • 2001年「銀幕のメモワール」(若き日のリザ役)
  • 2001年「美しい妹」(マリー/リュシー役)
  • 2002年「追いつめられて・・・濡れ衣の女」(クラリス役)
  • 2003年「TAXi3」(リリー・ベルティノー役)
  • 2003年「世界でいちばん不運で幸せな私」(ソフィー・コワルスキー役)
  • 2003年「ビッグ・フィッシュ」(ジョセフィーン・ブルーム役)
  • 2004年「エコール」(エヴァ先生役)
  • 2004年「ロング・エンゲージメント」(ティナ・ロンバルディ役)
  • 2005年「Cavalcade」(アリゼ役)
  • 2005年「Edy」(セリーヌ/夢の中の歌手役)
  • 2005年「ラブ・イズ・イン・ジ・エアー」(アリス役)
  • 2005年「マリー~もうひとりのマリア~」(グレッチェン・モル役)
  • 2005年「Sauf le respect que je vous dois」(リザ役)
  • 2005年「ブラック・ボックス~記憶の罠~」(イザベル・クルージェ/アリス役)
  • 2006年「正しい恋愛小説の作り方」(レナ役)
  • 2006年「Dikkenek」(ナディーヌ役)
  • 2006年「Fair Play」(ニコール役)
  • 2006年「プロヴァンスの贈りもの」(ファニー・シュナル役)
  • 2007年「エディット・ピアフ~愛の讃歌~」(エディット・ピアフ役)
  • 2009年「パブリック・エネミーズ」(ビリー・フレシェット役)
  • 2009年「NINE」(ルイザ・コンティーニ役)
  • 2009年「Le Dernier vol」(マリー・ヴァリエール・ドゥ・ボーモント役)
  • 2010年「インセプション」(マロリー・“モル”・コブ)
  • 2010年「君のいないサマーデイズ」(マリー役)
  • 2011年「ミッドナイト・イン・パリ」(アドリアーナ役)
  • 2011年「コンテイジョン」(レオノーラ・オランテス医師役)
  • 2012年「君と歩く世界」(ステファニー役)
  • 2012年「ダークナイト ライジング」(ミランダ・テイト役)
Bravo! NINE!

主な受賞歴

アカデミー賞

  • 2007年「エディット・ピアフ~愛の讃歌~」主演女優賞

セザール賞

  • 2004年「ロング・エンゲージメント」助演女優賞
  • 2007年「エディット・ピアフ~愛の讃歌~」主演女優賞

ゴールデングローブ賞

  • 2007年「エディット・ピアフ~愛の讃歌~」ミュージカル・コメディ部門主演女優賞

英国アカデミー賞

  • 2007年「エディット・ピアフ~愛の讃歌~」主演女優賞

ロサンゼルス映画批評家協会賞

  • 2007年「エディット・ピアフ~愛の讃歌~」主演女優賞

ボストン映画批評家協会賞

  • 2007年「エディット・ピアフ~愛の讃歌~」主演女優賞

ハリウッド映画祭

  • 2007年「エディット・ピアフ~愛の讃歌~」主演女優賞

リュミエール賞

  • 2007年「エディット・ピアフ~愛の讃歌~」主演女優賞

チェコ・ライオン賞

  • 2007年「エディット・ピアフ~愛の讃歌~」主演女優賞
ブロードウェイも!ハリウッドも!

37歳とは思えない可愛らしさ

マリオン・コティヤールといえば「エディット・ピアフ」が思い浮かびます。実在のシャンソン歌手であるエディット・ピアフの生涯を映画化したもので、マリオンは主役のエディット・ピアフ役を熱演し、数々の賞を受賞しています。その華奢な体から発せられたとは信じられないほどの力強い声に、驚きと感動を覚えた人も多かったのではないでしょうか。彼女は今年37歳になりますが、とてもそんな歳とは思えない可愛らしさを携えています。「ミッドナイト・イン・パリ」でのアドリアーナ役が私は特に好きですね。ピカソの恋人ながら、現在人のギルとも恋におちてしまうという難しい役柄を好演しています。アドリアーナ役の彼女は19世紀に夢を馳せる女の子としてキラキラ輝いていました。アドリアーナのような女の子の役をこなす一方で「NINE」での悩ましげな妻役や、インセプションのモル・コブ役など、重たい役も難なくこなすところが彼女のすごいところでもあります。これからも歌に演技にと幅広い分野で活躍して欲しいですね。